1 ここはある洞窟の奥のまた奥。そこには大勢の冒険者たちが岩壁に埋め込まれ、捕らえられている。 ここはかつてサキュバスたちが人間を使って宝石を作り出していた場所だったのだが、 今となっては飽き捨てられ、その存在を忘れられてしまった。 2 (誰か助けて!!) (嫌!!ここから出して!!) (ごめんなさい!!もう許して下さい!!) 蒸発した汗や愛液でムワムワと蒸された空間からは、少女たちの助けを求める声が聞こえてきそうな気がする。 3 しかし、サキュバスたちはすでにこの場所を放棄しており、 今となってはこの光景を知るものは誰一人として存在しない。 艶めかしく喘ぐ少女たちと、キラキラと輝く宝石の洞窟、 そしてぼんやりと輝くお腹の光は息をのむほどの絶景だが、 その価値を知るものは誰一人として存在しない。 4 (体が熱い!!肌がジンジンして、体中沸騰してるみたいに熱くて 媚薬が染み込んでくるのがわかる!!もうこれ以上は限界なはずなのに…!! ずっと限界の発情を更新し続けてる!!私の体どうなってるの!?!?) 5  この洞窟の岩には特殊な成分が混ざっており、 天然由来の高濃度の媚薬が染み出し、少女たちの肌から体内へと浸透していく。 そして、人間には到底耐えることができないほどの非常に強い発情と感度上昇効果を与える。   6 (息も…吸うたびに肺の奥まで犯されているみたい!! 唾液も、おしっこも、愛液も、体液が分泌するだけでジュクジュクに体が疼いちゃう!!! 抵抗する手段全部奪われて、何もしなくてもどんどん体発情させられちゃってる!! 何もしなくても自動で発情しちゃう都合のいい家畜にされちゃってる!!) 7 それでも媚薬は絶え間なく体内へと吸収され、 過剰投与された媚薬は人間の体をも作り変える。 永遠に収まらない発情に、無限に上昇していく感度。 そして体液すらも媚薬成分に近いものへと変化していく。 8 (お腹の光がだんだん強くなってる!! これ、光るたびに子宮が脈打つみたいにものすごく疼く!! だめ…また強い絶頂衝動がきた!!イきたい!!子宮でイきたい!!」 9 そのうち、長い年月をかけて媚薬成分が子宮内部へと溜まっていき、 やがて宝石のような結晶を作り出す。言うなれば、少女たちが悶え苦しんだ証のようなものだ。 結晶は大きくなるにつれ、より強く美しい光を放つようになる。 10 (お願いッ!!!もう私ずっとイってないの!!! 何十回も、何百回も人生往復するくらい絶頂お預けされてるの!!! ちょっとだけでいいからイかせてよッッッ!!! 何でこんなに発情してるのに、私の体イってくれないの!?!?) 11 しかし、宝石がほんのちいさな明かり程度の光を放つのにも、 何百年もの時間がかかる。体外から確認できるほどの強い光を放つようになるには 果たしてどれほどの時間が必要なのか、想像もつかないだろう。 12 (ほんのちょっと…!!ちょっとだけでいいからおまんこ触らせて! 指でめちゃくちゃに掻き回して、クリトリス思い切りつねりたい…!!! そしたら気持ちよく絶頂できるから!!!お願いだからオナニーさせて!!) 13  さらに残酷なことに、手足を拘束されている彼女たちには 自身の発情する体を鎮める方法は存在しない。 自慰行為によって子宮内の宝石が傷つかないよう、 自慰ができないように拘束されているからだ。 もちろん、単にサキュバスたちが面白がってそうしたという側面もあるが。 14 (だめ…!!一回腰振り始まったら止まらないのに…!! こんなことしても意味ないのに、腰フリフリするの気持ちいい…!!! ああ…愛液が飛び散って、汗が体を流れる感覚でも気持ちよくなっちゃう…!! でも、こんなのじゃイけない!!おまんこもどかしいよ!! 15 彼女たちができることといえばせいぜい、無様に腰をフリフリと動かし、 自分の肌を伝う汗の感覚に身を震わせることくらいだろう。 ついでに睡眠、気絶、発狂もサキュバスの魔法によって禁止されており、 年を取ることもなく永遠に生き続ける。気が狂うような絶頂衝動を正気のまま、 永遠に味わい続けているのだ。 16 (ああ!!きっと私はこの先もずっと絶頂できないんだ!! だって、もう覚えてないくらいずっとここに捕まってるのに 誰も助けに来てくれないんだもの!! 誰からも忘れられて、永遠に絶頂できないまま焦らされ続けるんだ!!) 17  この洞窟はサキュバスが施した魔法によって時の流れがゆっくりと進む。 外での1年はここでは100年に値する。助けがたった1年来ないだけで、 彼女たちは人の一生よりも長い時間を過ごさなければならない。 18 (そんなのやだ!永遠にイけないなんて嫌だ!!! お願い…!!一回だけでいいからイかせて!!! 人間でも淫魔でも、触手でもいいからおまんこぐちゃぐちゃに犯してよ!!! お願いだから子宮押しつぶしてメスの快楽でイき狂わせてよ!!!) 19 最も、すでにこの洞窟と外部をつなぐ入口は封鎖されているため、 助けが来る可能性など絶望的なのだが。 誰からも忘れられ、誰にも知られることもなく、 彼女たちは今日も、存在しない誰かに向かって絶頂を懇願し続ける…。 20 「見てみて、このイヤリングいいでしょ?」 くらいの感覚でサキュバスたちは宝石を身に着けているが、 この宝石を作り出すためには少女がとてつもない時間悶え苦しみ続けている。 美しさもさることながら、女の子を長期間焦らして作り出すという手法も相まって人気だった。 今はブームが過ぎて人気は程々に落ち着いた。