No12 ストーリー 1 ここは少女展示館の展示室。 新らしく展示された作品はまさに普通の少女といったところだった。 しかし、彼女に与えられる責めは他の作品にも引けを取らない。 体の敏感な部分はすべて、隅々まで機械によってくすぐられ、 その顔は苦しさから悶絶の表情を浮かべていた。 「〜〜〜〜〜〜ッッッ!?!?」 ビクンッビクンッと苦しそうに全身を強く震わせているが、 それ以外の抵抗はできない。 2 「ふひッッ…!!ふううぅぅ…ッッ!!!」 一瞬も耐えられないほどの強い刺激が、もうすでに一週間以上も休み無しで続いている。 「ううぅぅ…ッッ!!あぅぅう…ッッ!!」 少しでも楽になろうと必死に意識をそらそうとする。 つま先、ふともも、お腹…。しかし、どこに意識を集中しても ありえないほどくすぐったさで、刺激から逃れることはできない。 3 「もッッらめ…ッッ!!!ふぎゃはははははッッ!?!?」 なんとか声を抑えて息を整えようとしていたのだが、 ものの十数秒も堪えられずに吹き出してしまう。 「あぁぁああッッ!!!うひゃはははははッッ!!」 全身の筋肉が激しく収縮し、文字通りつま先から頭の先まで絶頂してしまう。 それと同時に我慢していた潮を噴出し、自身が人間だった証である学生証を汚してしまう。 4 そんなところに、作品を鑑賞しに来た来館者が係員によって案内される。 「こちらが作品No.12となります。くすぐりに弱くなる特性媚薬を投与した上で、 全身を徹底的にくすぐっています」 「それって足裏ちゃんに使った媚薬かな?あ!あの足指に使った媚薬針もあるよ!」 「足裏だけでも悶絶してたのに…それの全身バージョンってこと!?凄いな〜♡」 「ひッッ!?!?ふぅッッ!!」 ただくすぐられるだけでもでつらいのに、見られることによって恥辱は倍増する。 5 「うぅぅぅ!?!?」 絶頂と同時に襲いかかる尿意を我慢しようとするが、 絶頂で緩みきった尿道では堪えることができない。 自身の学生証に向かって放尿してしまう。 「あ、もしかして見られるのが嬉しいのかな!よく躾けられた作品だね〜♡」 「いいよ〜♡毛穴が収縮する様子も、体のシワの一つ一つも、じっくりと鑑賞してあげるね〜♡」 (やだ…見ないで…ッッ!!見ないでぇ…ッッッ!!!) 6 「それにしてもすごい汗だね〜♡きっとケースの向こうはむわむわの凄い匂いなんだろうなぁ〜」 「そういえば私物も汗まみれだねぇ〜。甘酸っぱくていい匂い〜♡」 「はひッッ!?!?んひゃはははッッ!!!」 (や…やだ…!!それ見ないで…!!!) 作品の私物にはたっぷりと汗が染み込んでいる。 裸も、おしっこも見られた上、汗の匂いまで嗅がれるなど 普通の少女に耐えられるものではない。 7 そこに、ゾロゾロと来館者たちが集まってくる。 近くにあるくすぐって楽しめる備品の影響からか、 女性来館者が多く見える。 「すご!乳首やクリをピンピンされてるのも、 腋のシワまでえぐられてるのもすごくエッチだね〜」 「うわぁ、私だったらこんなの恥ずかしくて耐えられないなぁ」 中には作品とそこまで年の変わらない来館者もいる。それなのに、 ガラスの向こうの少女たちは自身を作品としてしか見ていない。 作品は嫌でも自分が芸術作品になったのだと理解させられた。 8 そして大勢の来館者が訪れる時間、作品にはさらなる凌辱が与えられる。 ぷしゅぅぅう… 突然、媚薬が混ぜられた蒸気が噴出され、ケース内の温度がみるみる上昇する。 「ふひ…ッッ!?んぐ…ッッ!?」 さらに作品の口にはディルドのようなものが挿入され、喉奥までみっちりと塞がれる。 9 「んぎゅぅぅうッッ!!ぐぼッッ!!ぐぇぇえッッ!!!」 女の子とは思えない嗚咽音を漏らしながら、大量の媚薬を胃に直接注がれる。 サウナのように蒸し暑くなったケース内。 注がれた液体は即座に汗へと変換され、全身から雫のように溜り落ちる。 「うわぁ〜汗まみれでキツそう〜♡」 「汗とか色んな体液が溜まって水たまりみたいになってる〜♡恥ずかしいね〜♡」 10 「ふんんん〜〜ッッ!!」 羞恥心を煽られながらも絶頂してしまう。 蒸されて赤く火照った体が激しく痙攣する。 「気持ちいいんだ〜♡どこが一番気持ちいいのかな〜?」 「頑張って我慢しようとしてるのかわいい〜♡」 それを観ている来館者たちは口々に嘲笑い、まばらな拍手を送った。 11 「んぎゅッッ!!んんんッッ!!」 しかし、作品の絶頂は止まらない。 くすぐりで敏感になった部分をさらにくすぐられることで 何度も何度も絶頂してしまう。 (だめぇ…ッッ!!これだめぇ…ッッ!! 刺激…強すぎてイくの止まらない…ッッ!!もうくすぐりでイくのやだぁ…ッッ!!) 脳にバチバチと火花が走るような感覚に陥り、段々と意識が朦朧としていく…。 12 「ん゛ん゛ん゛ん゛!?!?」 バチンッ!バチンッ! しかし、意識がなくなる直前、 強い電流が作品の体に走り強制的に意識を覚醒させられる。 作品に気絶することは許されない。 無理矢理正気に戻された作品は再び地獄のようなくすぐったさに悶絶する。 13 「んぶぅッッ!!ふひッ!!あひゃひゃひゃひゃッッ!!ああああッッ!!」 しばらくして口のディルドが抜かれると同時に押し止められていた笑い声が開放される。 必死さと苦しさが混ざった声に、来館者たちは加虐心をそそられる。 「No12ちゃんの声やっぱり良いな〜」 「聞いてるだけでゾクゾクしちゃう〜」 14 そんな作品にさらなる責めが追加される。 シリコンでできた歪な形をしたディルドが作品のおまんことアナル、尿道に挿入される。 「はひゃひゃひゃ〜〜ッッ!?!?んひゃひゃひゃ〜〜ッッッ!!!」 (やだ…!!!これやだぁ!!!) よほど嫌なのだろうか、作品は体を震わせてなんとか逃れようとしている。 15 「あ゛あ゛あ゛ーーーーッッ!!!うあ゛あ゛あ゛ーーーーッッッ!!!」 青い部分は時計回りに、赤い部分は反時計回りに回転しながら、 ゆっくりと甘く優しい速度でピストンする。 おまんこを掻き回すイボイボがとてつもない快楽とくすぐったさを同時に生み出す。 しかも、アナルと尿道にも同じ責めが与えられるため刺激量は3倍になっている。 全身のめちゃくちゃなくすぐりに加えて新たなくすぐりも加わり、 作品の頭の中は真っ白になった。 16 「ぶひゃひゃひゃひゃーーーッッッッ!!!んんんんんーーーーッッッ!!!」 全身の痙攣は先程までよりも強くなり、 愛液だけでなく尿も混ざった体液を噴出し続ける。 しかし、そんな状態で正気を保つことなど到底できない。 その表情は火照った赤色からみるみる真っ青になっていく。 (やだやだやだやだッッ!!!ふぎぎぎぎいいいぃぃッッ!?!?ああああああッッ!!!) 17 そんなとき、作品の両腕から薬液が注入される。 「ッッ!!!」 突然、作品の体がビクンと跳ねたかと思うと動きが段々と鈍くなっていく。 先程までの苦しそうな表情も笑い声も無くなり、人形のようにダランと力を失う。 「あれ?どうしちゃったのかな?」 「ご安心ください。精神状態が不安定になりましたので鎮静剤が投与されました」 18 「鎮静剤?」 「はい。簡単に言うと体に力を込めることができなくなる薬です。 もちろん、反応はなくなりますが今までと同じ苦しみを受け続けていますよ。」 口枷が取り外され、その顔はほとんど無表情だということがよくわかる。 しかし、よく観察すると腰や足を小さく震わせて かなり苦しんでいるのがわかる。尿道も開きっぱなしになっているからか、 股からは体液がぼたぼたと流れ落ちている。 「じゃあ本当は叫んで暴れたいのにできないんだぁ〜」 「何それ、凄くつらそう〜♡」 19 「うっ…うっ…」 作品は声も出せず、唸り声のような音を絞り出している。 よほど辛いのだろう、玉のような汗を全身から吹き出している。 「おまんこへのくすぐりはかなり強烈なので、 精神状態が不安定になりやすいのです。そのため毎日少しずつ調教時間を増やして 少しずつ慣れさせているのです。 最も、体は媚薬の効果でくすぐりに慣れることができないので ほとんど精神面での話ですが」 20 係員がそう言ったとき、一時停止していた膣とアナルのディルドが再び動き出した。 「うっ…うっ……!うっ……!」 ピクンッピクンッと体が反応したかと思うと、小さく小刻みに振動を始める。 その振動は段々と大きくなり、次第にガクガクとした大きな振動へと変わる。 その表情は無表情から引きつった笑顔へと変化していく。 21 「ふッ…!!ひッッ…!!ひッッ…!!」 「おや、鎮静剤を投与されているというのに…。 あまりに苦しくて貫通しているようですね。 本日の膣くすぐりはあと10分ですので、その間はこの姿をお楽しみいただけますよ」 「凄い〜♡、頑張れ〜♡」 来館者たちは面白いおもちゃを見るかのように作品のことを鑑賞し続けた。 22 「うぉ…ッッ!お…んぉ…ッ!」 ガクガクガクガクッッ!!! (も゛う゛や゛め゛でぇッッ!!!お゛ま゛ん゛ごくすぐりい゛や゛ぁッッ!!! 足裏も腋もぜんぶや゛だぁッッ!!声出せないのつ゛ら゛い゛ぃ…ッッ!! 体に力込めたいぃ…ッッ!!!ごん゛な゛の゛お゛がじぐなるうう…だずげでぇ…ッッ!!) 23 「閉館時間です、No.12。」 閉館時間が訪れ、係員が見回り点検に訪れる。 「あひゃひゃ…ッッ!!ひゃ…んひゃ…ッッ!!」 (おねが…ッッ!!許して…ッッ!!もう休ませてぇ…ッッ!!!) 一日中くすぐられ続け、作品の心と体は限界だった。 しかし、一日が終わったとしても作品に安寧の時間が訪れることはない。 むしろ彼女にとって真の地獄はここからはじまる。 24 作品の口元には呼吸器のようなものが取り付けられる。 「……それでは、睡眠剤と鎮静剤の吸引を開始して本日の点検は終了です。おやすみなさい」 「ひは…ッッ!!ひひゃはは…ッッ!!!」 (あぁぁ…ッッ!!!これやだ…やだぁ…ッッ!!!) 作品は24時間くすぐられ続ける必要があるが、 その刺激の強さからほとんど眠ることはできない。 そこで、鎮静剤と睡眠剤を投与して強制的に体だけを睡眠状態にさせられる。 25 「ふしゅー……ふしゅー……」 体は睡眠状態だが意識はうっすらと存在する。 言うなれば金縛りのような状態で朝までくすぐられ続けなければならない。 朦朧とした意識の中でもくすぐったさははっきりと認識できてしまう。 当然、体は眠っているため動かすことはできない。 26 (くすぐったい…くすぐったい…。 誰もいないのに…なんでくすぐられなきゃいけないの…。 体動かせないのやだ…息が…苦しい…もっと息吸いたい…。 お願い…普通に眠らせてよぉ…。私…いつまでこんなことさせられるの…。 もう嫌だ…普通の人間に戻りたい…。人間の生活に戻りたい…) 27 数年後 28 「あーひゃひゃひゃッッ!!んひゃひゃひゃッッ!!」 あれから数年もの時間が経過したが、 一瞬たりともくすぐりの手が休められることはなかった。 髪は伸び、表情から希望は消え去ったが、 徹底した管理のおかげで作品の声や精神状態は展示開始の日からそのままに保たれていた。 29 苦手だったおまんこへのくすぐりは今では常に行われている。 「あぁぁああッッ!!!うひゃはははははッッ!!」 (あぁぁ…くすぐったい…ッッ!!くすぐったい…ッッ!! くすぐられるの好き…ッッ!!!好き…ッッ!!!) そんな作品にできることはくすぐられるのが好きという自己暗示だけだった。 30 「んひゃぁぁああッッ!!!」 (無理無理無理ぃぃいいッッ!!!) しかし、もとからくすぐりが大の苦手な作品が くすぐりを好きになることなど到底できない。 長期間の媚薬漬けでさらに弱点を開発されたならなおさらだ。 必死に我慢しようとしたがあっけなく絶頂してしまう。 31 (んぃぃいい…!!苦しい…イった直後にくすぐられるの苦しい…!! 休ませてぇ…もうイきたくない…ッッ!!) イった直後の敏感な体をくすぐられ、作品はさらに悶絶してしまった。 しかし、助けなど来ないともうわかっていた。作品はなんとか くすぐられることを受け入れようと必死に堪えるのだった。