[June poll] Is it a pleasure that even God has, or a pleasure that corrupts God? Swiftは、神殿に現れる「神と呼ばれしポケモン」が降り立つのを待ち構えていた。その存在とはArceusである。宇宙の全てをつくったと神話で伝えられるポケモンだ。 Arceusが光と共に現れると、壊れた神殿の柱や瓦礫が不自然に浮き上がった。まるで重力など存在しないかのように宙に浮く瓦礫の上には、Swiftが立っていた。そして、Swiftが合図を送ると、それらはArceusへ向かって一斉に襲いかかった。 -------- ArceusはSwiftを難なく返り討ちにした。ただのポケモンとは一線を画す奇妙な能力をもっていたが、それでもArceusの敵ではなかった。 さて、この無法者にどんな裁きを与えようかと考えたとき、Arceusにある感覚がよぎった。身体の奥がむず痒く、ムラムラするような感覚。それは性欲とよく似ていた。なぜ自分にこんな感覚と考えが浮かんだのかはわからない。自分には種の保存という本能など無いはずだ。なのに今は「彼を罰として陵辱する」というよりも「彼を使って性欲を発散したい」という強い衝動に襲われているのだ。 ArceusはSwiftに跨ると、自分の滑らかな股間に新しく生殖器を生み出した。その形は自分が生物的に最も近いフォルムである馬型を採用した。ずっしりと重く長いそれを無法者のヒップに乗せてやると、彼はは驚きながらも嬉しそうな反応を見せた。Arceusは彼が抵抗する様子がないのをみて満足すると、交尾の真似事のように下半身だけで狙いを定め、Swiftの中へと一気にそれを押し込んだ。 種を保存する本能などない故に前戯など一切していないが、Swiftの中はそれを何の抵抗もなく受け入れた。それどころか中の粘膜はまるで独立した生き物のようにArceusにまとわりつき、適度にぎゅうぎゅうと締めつけてくる。Arceusは股間から上って全身に広がり、頭を浸透していく初めての快感を楽しんだ。そして、これを動かしたらもっと気持ちいいんだろうなという期待を抱きつつ、ゆっくりと腰を動かした。 -------- 二人きりの神殿で、どれほどの時間が経ったのだろうか。Arceusは行為のなかで何度か絶頂を迎え、その感覚をもう一度得ようと立て続けに腰を振った。粘膜同士が擦れ合う快感、絶頂が近づくと腰が浮くような快感、精液が尿道を通って外へ出ていく快感。Arceusの感覚は股間のただ一点に集中し、Swiftがいることすら忘れていた。 -------- 何度目かの絶頂を迎えてたあと、Arceusは頭から甘ったるい熱がひいていくような感覚を覚えた。ようやく冷静な思考ができるようになったArceusは、用済みになった股間のものをSwiftから引き抜くと、光で包んで消滅させた。 さんざん楽しんで満足したArceusは、Swiftに興味を無くして光の中へと去っていた。Swiftは天にも昇るような余韻に浸りながら、自分のものとなった新たなゲノムが身体へと取り込まれていくもを感じ、満面の笑みを浮かべていた。